月額¥9,800〜・解約縛りなし
お申込み手続きを始める
COMPARISON GUIDE / 保険募集人のためのリーズ会社比較

保険リード会社 徹底比較ガイド【2026年版】
見込み客の"買い方"と、買ったリードを"活かしきる"方法

「見込み客が足りない」——保険募集人にとって最も切実なこの課題に対する一つの答えが、見込み客(リーズ)を専門会社から仕入れる方法です。本記事では、主要なリーズ会社5社をフラットな評価軸で比較し、買取型と共同募集型の違い・選定のチェックポイントを整理します。そのうえで、"買ったリードを成果に変える"ために何が必要かまで、保険業界25年の知見から解説します。

執筆:春野高利(保険業界25年) 公開:2026年5月20日 所要:約12分
FOR WHOM / この記事の対象
この記事は、次のような方に向けて書かれています
CONTENTS / 目次
  1. リード会社(リーズ会社)とは? 保険営業における「見込み客の仕入れ」
  2. 失敗しないリード会社の選び方 — 5つのチェックポイント
  3. 主要リード会社5社の一覧・比較
  4. 保険リードは「買って終わり」ではない — 見落とされがちな落とし穴
  5. 買ったリードを無駄にしない — 「ソノウチ客」を育てる仕組み
  6. リードを「ペイする投資」に変える — 成約率とLTV、2つの伸びしろ
  7. リード依存から「自前の見込み客資産」へ — 資産化マーケティング
  8. 購入リードの育成と資産化を、ひとつのLINE基盤で — Llinks
  9. よくある質問(FAQ)

CHAPTER 01リード会社(リーズ会社)とは? 保険営業における「見込み客の仕入れ」

保険営業の成果は、煎じ詰めれば「何人の見込み客と面談できたか」に強く左右されます。だからこそ多くの募集人が、見込み客をどう確保するかに頭を悩ませます。その選択肢の一つが、見込み客を専門に集めて提供している「リーズ会社」の活用です。

リーズ(lead)とは — 「保険を検討している見込み客」のこと

「リーズ」とは、英語の lead(リード=見込み客の手がかり)に由来する言葉で、保険業界では「保険の相談・加入を検討している見込み客の情報、または面談機会そのもの」を指します。リーズ会社は、Webメディアや比較サイト、マッチングツールなどで保険に関心のある層を集め、その情報を保険募集人に提供します。募集人は集客の工程を外部に任せ、自分は面談と提案に集中できる——これがリーズ活用の基本的な発想です。

図|リーズ活用の基本の流れ
1
見込み客
保険を検討している人がWeb等で情報収集
2
リーズ会社が集客
メディア等で見込み客を集めヒアリング
3
募集人が購入
案件(面談機会)を買い取る
4
面談・提案
募集人は面談からの工程に集中
リーズ会社は「集客」を代行する仕組み。募集人は面談・提案に専念できます。

リーズには2つのタイプがある — 買取型と共同募集型

リーズの提供方式は、大きく2つに分けて理解しておくと選びやすくなります。

図|リーズの2つの提供方式(買取型と共同募集型)
🛒
買取型
面談機会を1件単位で「買い切る」。募集人が自分の名義で提案を行う。本記事で比較する主要5社は、基本的にこの方式です。
🤝
共同募集型
リーズ会社と募集人が共同で募集を行う、または成果に連動して費用が発生する。役割分担が買取型と異なります。
提供方式によって、保険業法上の役割分担や費用の発生条件が変わります。

どちらが優れているという話ではなく、保険業法上の役割分担や費用の発生タイミングが異なるため、契約前に各社の規約と、所属する代理店のコンプライアンス方針を必ず確認することが前提になります。

なぜいま、リーズの需要が高まっているのか

リーズ会社への関心は、ここ数年で確実に高まっています。背景にあるのが2026年6月1日施行の改正保険業法です。この改正により、金融庁の公表によれば「保険会社等による保険契約者等への過度な便宜供与の禁止」などが措置され、これに伴い保険会社が代理店向けに行ってきたセミナー協賛や顧客紹介スキームなどの支援も縮小・停止が進む方向にあります。つまり、これまで「保険会社から見込み客が降ってくる」ことを前提にしていた募集人ほど、自力で見込み客を確保する手段を持つ必要に迫られているのです。

その自力の手段として、リーズの購入は有力な選択肢の一つです。改正業法の内容と代理店経営への影響については、改正保険業法2026 完全ガイドで詳しく解説しています。

この章のまとめ
リーズ会社は「見込み客の仕入れ先」。提供方式には買取型共同募集型があり、本記事の比較対象5社は買取型が中心です。改正保険業法2026を背景に、自力集客の手段としてリーズの重要性が高まっています。

CHAPTER 02失敗しないリード会社の選び方 — 5つのチェックポイント

リーズ会社は複数あり、それぞれ集客の方法も料金体系も異なります。比較表を見る前に、まず「自分は何を基準に選ぶのか」を持っておくと、各社の特徴が「良し悪し」ではなく「自分に合うかどうか」で見えてきます。ここでは判断軸となる5つのチェックポイントを示します。

1
集客チャネルの明確さ
そのリーズ会社が、どんな入口で見込み客を集めているか。保険相談メディア、家計・お金の情報メディア、オンラインのマッチングツール、生成AI活用の送客など、入口によって集まる人の属性が変わります。入口が明確なほど、どんな見込み客が来るか想定しやすくなります。
2
案件供給の安定性
毎月一定数の案件を、安定して仕入れられるか。供給量が読めないと営業計画が立てにくくなります。対応エリアが自分の活動範囲をカバーしているかも、あわせて確認したいポイントです。
3
リードの「温度感」
提供されるリードが、すでに相談意欲の高い層なのか、これから関係を育てていく層なのか。温度が高いリードは成約までが速い一方、単価も上がりがちです。温度感は成約率にも、後述する「育成」の必要度合いにも直結します。
4
料金体系とリスク設計
1件ごとの買い切りか、成約時に追加手数料が発生するか、購入額に満たない場合の保証制度があるか。料金そのものより「どんな条件でいくら払うのか」「外れ案件のリスクをどう抑える設計か」を確認します。
5
保険業法・コンプライアンスとの整合
募集行為の役割分担、個人情報の取り扱いなどが、保険業法や所属代理店の方針と整合しているか。買取型と共同募集型では法的な位置づけが異なります。判断に迷う場合は、所属代理店のコンプライアンス担当に確認するのが安全です。

この5つの軸で、次章では主要なリーズ会社5社を比較していきます。

CHAPTER 03主要リード会社5社の一覧・比較

ここでは、保険募集人向けにリーズを提供している代表的な5社を取り上げ、第2章の評価軸に沿って整理します。

※ 以下は各社が公表している情報や一般に知られている特徴をもとに、2026年5月時点で整理したものです。料金・案件数・対応範囲などの条件は時期により変わるため、最新かつ正確な情報は必ず各社の公式サイト・担当者にご確認ください。掲載の順序は優劣を示すものではありません。
図|5社の「リードの温度感」マップ
温度感:中初期対応・育成が前提
オカネコ
温度感:中〜高ヒアリング済みの相談層
みんなの生命保険アドバイザー
保険マンモス
マネーチケット
温度感:高相談意欲が明確
ASTRAL
各社のリード温度感を3段階で整理した早見マップ。詳しい比較は下の表をご覧ください。
※ 温度感は本記事独自の整理で、各社の優劣を示すものではありません。
サービス名 集客チャネル リードの温度感 提供方式 課金・特徴 向いている募集人
みんなの生命保険アドバイザー 「保険相談」を入口とした長期運営メディア 中〜高 買取型 1面談ごとの買い切り/成約時の追加手数料なし 安定的に面談数を確保したい募集人
保険マンモス 家計・お金・保険をテーマにした自社メディア 中〜高 買取型 1面談単位/体験型イベントなどの提供あり メディア集客経由の相談顧客に対応したい募集人
オカネコ(お金の健康診断) オンラインのマッチング型ツール(若年層中心) 中(要初期対応) 買取型+アポ買取オプション 1件ごと/専用管理ツールあり オンライン・チャット対応が得意な募集人
ASTRAL 生成AIを活用した送客(新興サービス) 買取型 FP相談を希望する高温度層に絞った送客 温度の高い案件を効率的に扱いたい募集人
マネーチケット 「資産運用」を切り口にした送客(新興サービス) 中〜高 買取型 2段階ヒアリングで確度を担保 変額・貯蓄性商品の提案を強みとする募集人

各社の特徴を、もう少し詳しく

みんなの生命保険アドバイザーのサービス紹介イメージ
※ サービス紹介イメージ(各社公表情報をもとにLlinks編集部が作成)
みんなの生命保険アドバイザー
買取型長期運営全国対応

「保険相談」を明確な入口として長く運営されてきたサービスです。見込み客に対して事前のヒアリングを丁寧に行ったうえで案件を供給する体制が特徴で、全国(47都道府県)に対応しています。料金は1面談ごとの買い切りで、成約時の追加手数料が発生しない料金設計とされています。毎月、安定して一定の面談数を確保したい募集人に向いた選択肢です。

みんなの生命保険アドバイザー 公式サイト ›
保険マンモスのサービス紹介イメージ
※ サービス紹介イメージ(各社公表情報をもとにLlinks編集部が作成)
保険マンモス
買取型自社メディア長期運営

家計・お金・保険をテーマにした自社メディアを通じて見込み客を集めているサービスです。長く運営されてきた実績があり、申込フォームでニーズを明確化する仕組みや、体験型イベントなどの取り組みも知られています。なお、運営体制は2024年8月に変更され、株式会社じげんのグループ傘下となっています(2026年5月時点)。メディア経由で関心が顕在化した相談顧客に対応したい募集人に向いています。

保険マンモス 公式サイト ›
オカネコ(お金の健康診断)のサービス紹介イメージ
※ サービス紹介イメージ(各社公表情報をもとにLlinks編集部が作成)
オカネコ(お金の健康診断)
買取型+オプションマッチング型若年層

オンライン上で見込み客と専門家をつなぐマッチング型のツールです。20〜40代を中心とした幅広い利用者基盤を持ち、家計相談やライフプラン見直しなど、保険に限らない幅広いニーズに対応できる点が特徴です。基本はチャットでの初期対応が前提となるため、オンラインでのコミュニケーションに慣れているかが活用の分かれ目になります。アポイント買い取りのオプションや、案件を一元管理する専用ツールも用意されています。オンライン・チャット対応が得意で、若年層への提案に強みを持つ募集人に向いています。

オカネコ 公式サイト ›
ASTRAL(Behavior Leads)のサービス紹介イメージ
※ サービス紹介イメージ(各社公表情報をもとにLlinks編集部が作成)
ASTRAL(Behavior Leads)
買取型生成AI活用高温度

生成AIを活用した比較的新しいタイプのサービスです。「FP相談を希望する」と明確に意思表示した高温度の層に絞って送客する設計で、AIによる会話分析から提案内容の作成を支援する機能なども特徴とされています。運営会社(Behavior株式会社)は設立から数年の新興企業で、Finatextグループに属します。温度の高い案件を効率よく扱い、面談あたりの成約確度を重視したい募集人に向いています。

ASTRAL(Behavior Leads)公式サイト ›
マネーチケットのサービス紹介イメージ
※ サービス紹介イメージ(各社公表情報をもとにLlinks編集部が作成)
マネーチケット
買取型資産運用切口新興

「資産運用」を切り口に見込み客を集めている、比較的新しいサービスです。変額保険や貯蓄性商品など、資産形成の相談につながりやすい層と相性が良いとされています。面談希望の意思表示を受けてから個人情報を確認する2段階のヒアリング設計により、案件の確度を高める工夫がなされています。変額・貯蓄性商品の提案を強みとする募集人に向いた選択肢です。

マネーチケット 公式サイト ›

こうして並べてみると、各社は集客チャネルも料金設計も異なりますが、「見込み客が手に入る」こと自体は、どの会社を選んでも実現できます。本当に差がつくのはその先——手に入れたリードを、どれだけ成果に変えられるかです。次章からは、その「買った後」の話に入ります。

CHAPTER 04保険リードは「買って終わり」ではない — 見落とされがちな落とし穴

はじめに申し上げておくと、リーズの購入は、有効な集客手段です。自力での集客が難しい時期に面談機会を確保できることは、それだけで大きな価値があります。そのうえで、長くリーズを活用してきた募集人ほど直面する、共通の課題があります。

購入リードの内訳 — 「いますぐ客」はごく一部

リーズ会社から供給される見込み客は、温度感に幅があります。「すぐにでも契約したい」という層もいれば、「興味はあるが、今すぐではない」という層もいます。そして実際には、後者の「今すぐではない」層のほうが多くを占めるのが一般的です。これはリーズ会社の質の問題ではなく、保険という商品の検討プロセスがもともと長いことに起因します。

図|購入リードの「温度感」の内訳イメージ
今すぐ客(約3割) 初回面談で成約に至る層
ソノウチ客(約7割) 「興味はあるが今すぐではない」層
購入したリードの約7割は「今すぐではない」層(ソノウチ客)。ここを放置するか育てるかで、最終的な成果が大きく変わります。
※ 割合は概念を示すためのイメージで、実際の比率は案件により異なります。

「今すぐ客」だけを追い、残りを放置していないか

ここに落とし穴があります。多くの募集人は、面談してすぐ契約に結びつく「今すぐ客」に注力し、その場で決まらなかった見込み客は、自然とフォローの優先順位が下がっていきます。忙しければなおさらです。

しかし、その「今すぐではなかった人」も、数ヶ月後・1年後には保険が必要になるタイミングが訪れます。そのとき、あなたとの接点が切れていれば——その人は別の募集人や他社経由で契約します。費用を払って仕入れたリードが、成果につながらないまま手元から離れていく。これが「リードを捨てている」状態です。

費用対効果の本当の計算式

リーズの費用対効果を「1件いくらで買えたか」で測る募集人は少なくありません。しかし本質的に見るべきは、「買ったリード群から、最終的に何件の成約が生まれたか」です。

たとえば10件のリードを購入し、初回面談で成約に至ったのが3件だったとします。これは成約率30%。残り7件を放置すれば、費用対効果はこの3件だけで決まります。しかし、その7件と接点を保ち続け、時間をかけて2件を追加成約できれば、成果は累計5件——成約率は50%に届き、回収できる成果は1.6倍以上になります。新たな出費は一切ありません。変わったのは「買った後にどう扱ったか」だけです(この成約率の話は次章で詳しく扱います)。

ここがポイント
リーズの成果は「どこから買うか」と同じくらい、「買った後にどう育てるか」で決まります。多くの募集人がコストをかけて仕入れたリードの大半を、フォローしきれないまま手放しています。裏を返せば、ここはまだ伸びしろが大きく残された領域です。

CHAPTER 05買ったリードを無駄にしない — 「ソノウチ客」を育てる仕組み

では、すぐに決まらなかったリードを、どうすれば成果に変えられるのか。鍵になるのが「ソノウチ客」の育成(ナーチャリング)という考え方です。

「ソノウチ客」とは — 今すぐではないが、いずれ必要になる人

「ソノウチ客」とは、「今すぐではないけれど、そのうち保険が必要になる見込み客」のことです。結婚、出産、住宅購入、転職、親の介護——人生の節目ごとに保険のニーズは生まれます。面談した時点ではタイミングでなかっただけで、見込みが消えたわけではありません。問題は、その「そのうち」が来たときに、あなたが思い出してもらえるかどうかです。

育成の鍵は「売り込まず、思い出してもらい続ける」接点

かつて生命保険のセールスパーソンは、アンケートやお役立ち情報を手土産に、定期的に顧客のもとを訪れていました。売り込むためではなく、関係を切らさず、必要なときに真っ先に相談してもらうためです。育成の本質は、今もこれと変わりません。

変わったのは手段です。一人ひとりを訪問し続けるのは現実的ではありませんが、LINEを使えば、同じことを無理なく続けられます。月に1〜2回、相手の関心に沿った役立つ情報を届ける。それだけで「いざというときに思い出してもらえる募集人」でいられます。

LINEで育成を自動化する — Llinksの役割

とはいえ、買ったリード一人ひとりに手作業で配信を続けるのは、やはり負担が大きい作業です。そこで活きるのが、保険募集人向けのLINE運用ツール「Llinks(エルリンクス)」です。Llinksは、リーズ会社が担う「見込み客を連れてくる」工程ではなく、その後工程——「連れてきた見込み客を育て、成果に変える」部分を仕組み化します。

買ったリードにLINEの友だち追加をしてもらい、アンケートで関心や状況を把握してタグ分類。あとは「お役立ち情報」型のメッセージが定期的に自動配信され、接点が切れません。温度が上がってきた相手には、適切なタイミングで個別の案内を送れます。下の図は、Llinksによる育成の流れです。

図|Llinksによる「ソノウチ客」育成の流れ
1
友だち追加
買ったリードをLINEで受け入れ、接点を確保
2
アンケートで分類
関心・状況をタグ分類し見込み度を可視化
3
お役立ち配信
定期配信で売り込まず接点を維持
4
個別提案
温まったタイミングで案内・面談へ
面談で決まらなかったリードも、この流れで「いずれの成約」につなげられます。

次の表は、募集人が抱えがちな課題と、Llinksでの解決アプローチの対応関係です。

募集人が抱えがちな課題Llinksでの解決アプローチ
面談で決まらなかったリードを、その後フォローできていないLINEの友だちとして接点を保持し、定期配信で自動的に思い出してもらう
誰が「今すぐ客」で誰が「ソノウチ客」か分からないアンケートで関心・状況をタグ分類し、見込み度を可視化する
売り込みに見えるのが怖く、連絡が途絶えてしまう「お役立ち情報」型の配信テンプレートで、売り込まずに接点を継続する
紹介や追加提案の機会を取りこぼしている紹介促進・フォローのシナリオをテンプレート化して自動で届ける

リーズ会社で見込み客を仕入れ、Llinksでその一人ひとりを育てる。役割が違うこの2つを組み合わせて初めて、購入リードの費用対効果は本来の水準に届きます。Llinksのアンケート機能の詳細は、機能・料金ページでもご紹介しています。

CHAPTER 06リードを「ペイする投資」に変える — 成約率とLTV、2つの伸びしろ

「リーズは高い」「思ったほどペイしない」という声を耳にすることがあります。しかしその多くは、リーズの"買い方"ではなく"使い切り方"の問題です。買ったリードには、まだ活かしきれていない伸びしろが2つあります。

伸びしろ①:オンライン相談の「初回成約率30%未満」を引き上げる

リーズ経由の相談、とりわけオンラインで完結する相談では、初回面談からの成約率は30%を下回ることも少なくない——これが現場の実感です。裏を返せば、面談した7割前後は「その場では決まらなかった人」=ソノウチ客ということになります。

ここで多くの募集人は、決まった3割で費用対効果を判断し、「リーズはペイしない」と結論づけてしまいます。しかし、本当の勝負どころは残る7割です。

図|育成で「成約率」はこう変わる
育成なし決まった人だけ対応
30%未満
育成ありソノウチ客を育成
50%近く
未成約だった7割と接点を保ち、育成サイクルを回すことで、最終的な成約率の引き上げを狙えます。
※ 数値は業界で語られる目安・考え方を示すもので、成果を保証するものではありません。

未成約だった7割としっかりつながり続け、CHAPTER 05の育成サイクルを回していけば、最終的な成約率を50%近くまで引き上げることも十分に狙えます。成約率が30%から50%になれば、1件の成約あたりにかかる実質的な仕入れコストはおよそ4割下がる計算です。「ペイしない」と思われていたリーズが、十分に費用対効果の合うサービスに変わります。

伸びしろ②:単品契約で終わった顧客の「LTV」を伸ばす

もう一つの伸びしろは、すでに契約してくれた顧客の側にあります。リーズで来る見込み客は、すでに「保険を検討している」顕在ニーズ層です。これは成約までが速いという長所であると同時に、「医療保険だけ」「がん保険単品だけ」といった、特定商品の申込で完結しやすいという特徴も持ちます。

ここで関係が途切れれば、その顧客から得られる成果は最初の1契約分で止まります。しかし、保険のニーズは人生の節目ごとに繰り返し生まれます。単品契約で終わった顧客とLINEでつながり続ければ、結婚・出産・住宅購入・相続といったタイミングで、医療保障の見直し・死亡保障・資産形成といった追加提案の機会が自然に生まれます。

図|単品契約で終わらせず、LTVを伸ばす
1
初回契約
医療・がん保険など単品の契約
2
継続フォロー
契約後もLINEで接点を保つ
3
ライフイベント
結婚・出産・住宅購入・相続
4
追加提案でLTV向上
見直し・保障の上乗せ・資産形成
1人の顧客から生涯にわたって生まれる売上=LTV(顧客生涯価値)。単品契約で終わった顧客こそ、最も大きな伸びしろを持つ層です。

2つの伸びしろを足すと、リーズは「コスト」から「投資」になる

成約率を30%から50%へ。そして、単品契約で終わった顧客のLTVを伸ばす。この2つを積み上げれば、同じリーズ費用から得られる成果は何倍にもなります。リーズは「払って終わるコスト」ではなく、「育てて回収する投資」へと位置づけが変わります。

そして、その回収を実際に担うのが——面談後も見込み客・契約者とつながり続ける仕組み、すなわちLlinksです。

この章のまとめ
リーズがペイするかどうかは「使い切り方」で決まります。① 未成約の7割を育てて成約率を30%→50%近くへ② 単品契約者をフォローしてLTVを伸ばす。この2つの伸びしろを取りに行けば、リーズは十分にペイする投資になります。

CHAPTER 07リード依存から「自前の見込み客資産」へ — 資産化マーケティング

買ったリードを育てる習慣がつくと、もう一段上の戦略が見えてきます。それが「資産化マーケティング」——自分自身の見込み客基盤を、資産として積み上げていく考え方です。

リーズ購入は「フロー」、自前リストは「ストック」

リーズの購入は、会計でいう「フロー」に近い性質を持ちます。買えば見込み客が手に入りますが、買うのをやめれば供給も止まり、コストは案件のたびに発生し続けます。

一方、育てた見込み客・既契約者・紹介客をLINEのリストとして蓄積していくと、それは「ストック」=資産になります。一度つながった関係は、こちらから接点を持ち続けられる限り、繰り返しアプローチできます。リストが大きくなるほど、新規の仕入れに頼らなくても提案機会が生まれる構造です。

図|リーズ=フロー型/自前リスト=ストック型
💧
リーズ購入=フロー型
買えば見込み客が手に入るが、買うのをやめれば供給も止まる。コストは案件ごとに発生し続ける。
📦
自前リスト=ストック型
育てた見込み客はリストとして蓄積。積み上がるほど、新規の仕入れに頼らず提案機会が生まれる。
リーズは「流れていくコスト」、自前リストは「積み上がる資産」。両者の違いを下表に整理します。
観点リーズ購入(フロー型)自前リストの育成(ストック型)
コスト構造案件ごとに費用が発生。買うのを止めれば供給も止まる育てたリストは資産として蓄積。維持コストは相対的に小さい
即効性高い。すぐに面談機会を得られる立ち上がりには時間がかかる
安定性外部サービスの提供条件・価格に左右される自分の資産として継続的に活用できる
適した役割不足分をすぐ補う「入口」事業の「土台」として中長期で積み上げる

両立が正解 — リーズで入口を補い、資産化で土台をつくる

ここで強調したいのは、「リーズ購入をやめるべきだ」という話ではない、ということです。リーズには即効性という確かな強みがあります。正しい考え方は「リーズで入口を補いながら、買ったリードも既契約者も紹介客も、すべて自前のリストとして資産化していく」——つまり両立です。

リーズ会社は見込み客を「連れてくる」存在、Llinksはその人を「育てて資産にする」存在。役割が異なるからこそ、両方を組み合わせることで、リーズへの依存度を少しずつ下げながら、事業の足腰を強くしていけます

改正保険業法2026が「資産化」を後押しする

この資産化が、いま特に重要になっている理由が改正保険業法2026です。保険会社等による過度な便宜供与の禁止(金融庁公表)に伴って、保険会社から代理店・募集人向けの支援が縮小・停止していけば、外部に依存した集客のリスクが表面化します。自分の手元に、自分でアプローチできる見込み客資産があるかどうかが、これからの事業の安定を左右します。改正業法の詳細と対応策は改正保険業法2026 完全ガイドをご覧ください。

この章のまとめ
リーズは「フロー」、自前リストは「ストック」。どちらか一方ではなく両立が正解です。リーズ会社選びと同じくらい大切なのが「買った後の仕組み」——それを担うのがLlinksです。
FOR INSURANCE ADVISORS

「買ったリードを、最後まで活かしきる」
仕組みを見てみませんか?

月額¥9,800〜(税抜)・税込¥10,780〜、解約縛りなし。購入リードの育成と自前見込み客の資産化をLlinksで実現し、今日から始められます。

お申込み手続きを始める

よくある質問(FAQ)

Q. 保険のリーズ会社とは何ですか?
保険を検討している見込み客の情報や面談機会を、保険募集人に提供(販売)する会社のことです。募集人は集客を外部に任せ、面談・提案に集中できます。提供方式には、案件を1件単位で買い切る「買取型」と、リーズ会社と募集人が共同で募集を行う「共同募集型」があります。
Q. 買取型と共同募集型の違いは何ですか?
買取型は面談機会を1件ごとに買い切る方式で、本記事で比較した主要5社は基本的にこの形態です。共同募集型はリーズ会社と募集人が共同で募集行為を行う方式です。保険業法上の役割分担や費用の発生条件が異なるため、契約前に各社の規約と、所属代理店のコンプライアンス方針を必ず確認してください。
Q. リーズ会社はどのように選べばよいですか?
「集客チャネルの明確さ」「案件供給の安定性」「リードの温度感」「料金体系とリスク設計」「保険業法・コンプライアンスとの整合」の5点で比較するのがおすすめです。料金の安さだけでなく、自分が得意とする商品や顧客層に合うリードを供給してくれるかで選ぶと、ミスマッチが減ります。
Q. リーズの費用対効果はどう考えればよいですか?
「1件いくらで買ったか」ではなく「買ったリード群から最終的に何件成約できたか」で見るのが本質です。すぐに契約に至らなかったリードを放置せず、継続的に接点を持って育成できれば、同じ仕入れ費用でも回収率は大きく変わります。
Q. 買ったリードがなかなか成約しません。なぜですか?
購入したリードのすべてが「今すぐ契約したい人」ではないためです。多くは「興味はあるが今すぐではない」層で、面談一度きりで放置すると、時間の経過とともに離れていきます。継続的な接点を持ち、必要になったタイミングで思い出してもらう「育成(ナーチャリング)」が有効です。
Q. リーズを買い続けないと見込み客は確保できませんか?
リーズ購入は有効な集客手段ですが、それだけに頼ると買い続ける限りコストが発生し続けます。購入したリード・既契約者・紹介客をLINEなどで一元的に「資産化」していくと、自前の見込み客基盤が積み上がり、リーズへの依存度を段階的に下げられます。リーズと自前の資産化は、どちらか一方ではなく併用するのが現実的です。
Q. 改正保険業法2026はリーズ会社の利用に影響しますか?
2026年6月1日(令和8年6月1日)施行の改正保険業法では、金融庁の公表によれば「保険会社等による保険契約者等への過度な便宜供与の禁止」などが措置されます。これに伴い、保険会社が代理店向けに行ってきた支援(セミナー協賛・顧客紹介スキームなど)も業界全体で縮小・停止が進んでいますが、リーズ会社の利用そのものを禁じるものではありません。むしろ保険会社からの見込み客提供やセミナー協賛が細るため、自力の集客手段としてリーズの活用や自前マーケティングの重要性が高まると考えられます。
Q. 購入したリードを育成・管理するには、どんなツールが必要ですか?
友だち追加した見込み客と継続的に接点を持ち、興味関心で分類し、適切なタイミングで情報提供できる仕組みが必要です。保険募集人向けLINEツール「Llinks(エルリンクス)」は、アンケートによる自動分類・定期配信・紹介促進をテンプレート化しており、購入リードの育成と自前見込み客の資産化を同じ基盤で行えます。
Q. リーズ経由の相談の成約率はどれくらいですか?
リーズ経由、とりわけオンラインで完結する相談では、初回面談からの成約率は30%を下回ることも少なくないと言われます。ただし、その場で決まらなかった見込み客(ソノウチ客)と継続的に接点を保ち、育成していくことで、最終的な成約率を高めることが可能です。成約率を30%から50%近くへ引き上げられれば、1件あたりの実質的な仕入れコストが下がり、リーズは十分に費用対効果の合う集客手段になります。
Q. リーズで来た顧客のLTV(顧客生涯価値)を高めるには?
リーズで来る見込み客は顕在ニーズ層のため、医療保険やがん保険など単品の契約で完結しやすい傾向があります。そこで関係を終わらせず、LINEでつながり続けることが重要です。結婚・出産・住宅購入・相続といったライフイベントのたびに、保障の見直しや追加提案の機会が生まれ、1人の顧客から生涯にわたって得られる売上(LTV)を伸ばせます。単品契約で終わった顧客こそ、最も大きな伸びしろを持つ層です。
春野高利
AUTHOR / 本記事の執筆者
春野 高利(はるの・たかとし)
株式会社デザートブルーム 代表取締役 / Llinks(エルリンクス)開発者
保険業界実務経験25年以上。Lステップ正規代理店として、保険募集人専用のLINE営業ツール「Llinks」を開発・提供。改正保険業法2026年6月1日施行を見据え、募集人が自力で見込み客を獲得・育成する「自走型営業」基盤の設計・導入を支援している。
→ プロフィール・経歴・主な発信の詳細
★ 30秒で結論

リーズ購入は短期的な見込み客確保には有効ですが、LTVが伸びないのが構造的弱点。リーズで得た顧客を「自社接点」に変換し、紹介・追加販売を生み出す仕組みが、改正保険業法2026下で勝ち残る代理店の必須要件です。本記事で実装手順を保険業界25年の知見で解説します。

★ 30秒で分かる 保険リーズ会社の選び方と活用法

リーズ会社は「見込み客の仕入れ先」。
成果は「どこから買うか」と「買った後にどう育てるか」の両方で決まる。

代理店・複数名でのご利用をご検討の方は

お問い合わせはこちら